2017.8.25公開記事
● 法を守らない国税庁長官が居座って納税しろだと?!いい加減にしろよ!
田中龍作さんのサイトに、「佐川国税庁長官の罷免求め署名提出 「これで国家と言えるのか?」という記事がUPされていた。
憲法も石破4条件も守らず国有公共財産を私物化している安倍政権を完全防護した官僚が国税庁長官に栄転。就任会見も開かずその座に居座ったままの状態が続いている。総理大臣も官僚も公僕だ。「国民に奉仕する人」である。その前提で国民も税金を納めているのだ。それを守れないなら国民も税金を納める義務は無くなる。
このような異常な状態が続いていい訳がない。
丁寧に説明をすると一国の元首がTVで断言しておいて、正反対の行動をし続けて許される訳がない。
巨額の税金が使われるかもしれない獣医学部新設の責任者、加計孝太郎理事長が国民の前に出て来て説明もしない。佐川と同じ、釈明不要ということか。国民は税金だけ黙って差し出せということだな。
もういい加減にしろよ。なにかフツフツと怒りのマグマが溜まっていく感じがする。
●A氏から。NHKに前川・元事務次官インタビューをなぜ放送しないか、問い質したという。
A氏から久しぶりに連絡が来た。
A氏は籾井がNHK会長に就任した3年前(2014年)4月からNHK受信料支払いを拒否している。NHKが公共放送として相応しい報道姿勢に戻れば受信料支払いを検討してもいいと回答している。そしてスクランブル化して有料でも払う価値がある放送内容であれば、喜んで受信料を払うとも回答している。
だがNHKは、放送法を逸脱しNHK服務準則等違反を繰り返す百田委員を放任。放送法の不偏不党や内規を守ろうとしない籾井会長を浜田経営委員長(当時)や上田監査委員(現在のNHK会長)がなぜ籾井の不法行為の差し止め請求をせず擁護するのかと問い質し続けたが、NHKからは「適切な回答」を返してこなかった(放送法27条違反)。そのためA氏もHNKが公共放送局の条件を順守していないと主張し、放送法も無視するなら受信料支払いを拒否するという姿勢を貫いている。
また2015年5月にはA氏の自宅に2人の集金人が訪問。名刺を出さないのでA氏は彼らとの会話を録音。NHKから業務委託を受けているとNHKの代理人であることをA氏に告げた。これは顕名といい、NHKの代わりに行う行為であることを示している。2人は受信料を払ってほしいといい、A氏は上記の理由で払えないと返した。そこで2人は「今後NHKが今の態度を改め、改善しているとAさんが納得されたら払ってほしい」と告げて帰っていったのである。
A氏は、重要な国会中継を放送しなかったり、前川・元事務次官インタビューを放送しなかったり、国会で問題になって不偏不党を疑われている岩田記者を出演させたりするNHKに改善は見られないとして受信料支払いを拒否していた。
そして2017年6月14日、また性懲りもなくNHKから下記内容の郵送物が送られてきた。
- A氏は、NHKが放送法27条を遵守し「適切かつ迅速に」に回答するか、手紙を出した。
A氏は下記(1)、(2)の2枚の文書を取扱い放送局営業部へ2017年6月29日に郵送した。
要点は3つ。
①:前川・元事務次官がNHKからインタビューを受けたが放送されていないと疑念を公表している。これは国会の閉会中審査に自民党や現政権に不利になることをNHKが懸念して放送をしなかったと推測される。それは不偏不党の放送法に違反する。
そうでないと言うならば、放送しなかった理由を回答せよ。
②:岩田記者の政権寄りの姿勢が第193回 国会総務委員会で問題になった。NHKは注意や処分などのコンプライアンス(法令順守)対応をとったのか?
③:「今後NHKが今の態度を改め、改善しているとAさんが納得されたら払ってほしい」という代理人の行為を無視するのか?
である。
それに対してNHKからの回答(3)が7月5日にA氏のもとに届いた。
回答文の日付は6月30日になっているが。地元局でそんなに郵送日数がかかるハズがない。現にA氏が29日に郵送したのがNHKでは翌日の30日には回答している。ということは翌日には届いていた証拠。つまりNHKが投函したのは7月4日であり、回答(3)の日付は7月3日または4日頃である可能性がある。27条「迅速に」引っかからないように誤魔化した可能性があるとA氏は語っていた。
そしてA氏の苦情・意見に対して、NHKは何と回答してきたか?
下記のとおりである。
①、②については回答できないとのこと。そのあと、「放送法を基本として、公共放送として不偏不党を・・・」という守れもしない空念仏をクダクダと書き綴っている。
③につても代理行為についての是非には答えず、放送法64条のことに話をすり替えてご理解をと誤魔化している。
とても「適切かつ迅速な回答処置」とは思えない。A氏も怒っていた。一方的に放送法・法令等を無視しておきながら金は出せと言う連中に、誰が「ハイ、分かりました」というものかと。まったく同感!国民をバカにするのもいい加減にしろ!